「IPA」といえば、ホップが効いた、ほろ苦さとフルーティーさが特徴のビールの種類「インディアン・ペール・エール」ですが、我々の「IPA」は「インディペンデント・プレス・アソシエーション」の略。つまり独立系の出版物の組織。
世の中に溢れる本、雑誌、冊子。インターネットを通じて様々な情報にアクセスする事ができる21世紀ですが、紙媒体は決して過去のものではありません。わざわざそれらが作られているのは、やはりフォーマットとして紙上でしか表現できない世界、表現したい世界があるからです。
今に始まったことではありませんが、この世の中にはリトルプレスと言われる、いわばメジャーではないインディーズの本や雑誌があります。小さなメディアである「IPA」は、マイクロブリュワリーがこだわりのビールを醸造するように、こだわりの紙媒体を作っている人たちにフォーカスを当てています。
制約なく自由に表現されているリトルプレスは、大きな出版社が出版する本とは一味も二味も違った味。IPAを通して、ナショナルブランドにはない、面白い本に出会いましょう。